さかした製菓の「もちパイ」

2025.09.09


昔ながらの和菓子作りの心と、洋菓子の華やかな魅力。その両方を一つに閉じ込めた特別なお菓子が、さかした製菓の「もちパイ」です。
「もちパイ」という名前を耳にしたとき、多くの方は「どんな味なんだろう?」と少し不思議に思われるかもしれません。和と洋、異なるお菓子の文化がひとつに重なり合ったこの逸品は、口に入れた瞬間、その答えをやさしく、そして豊かに教えてくれます。

■ サクサクのパイ生地と、やわらかなもちの出会い
一番の特長は、なんといっても食感のコントラストです。外側は香ばしく焼き上げられたパイ生地。幾重にも重なる薄い層が、ひと口かじるたびにサクッと軽やかな音を立てます。その内側からは、やわらかなおもちが顔をのぞかせ、もちもちとした心地よい弾力で舌を楽しませてくれるのです。
和菓子の代表格である「もち」と、フランス菓子に代表される「パイ」。一見すると交わることのないふたつの存在ですが、さかした製菓の職人たちは、長年の研究と丁寧な手仕事によって、それらを見事に調和させました。

■ ふんわり広がる上品な甘さ
もちパイの中には、季節ごとに厳選された素材を使った餡やクリームが包み込まれています。定番のこしあんは、小豆本来の豊かな風味をしっかりと引き出し、ほどよい甘さで口当たりなめらか。パイの香ばしさともちの素朴な風味を、やさしくまとめ上げてくれます。

■ 手土産にも、自分へのご褒美にも
もちパイは見た目にも愛らしく、箱を開けた瞬間に笑顔がこぼれるお菓子です。サクッと焼き上がったパイの黄金色は、まるで小さな宝石のよう。手に取った瞬間から「早く食べたい」という期待を高めてくれます。
その食べやすいサイズ感から、手土産や差し入れとしても重宝され、年代を問わず喜ばれること間違いなし。ティータイムのお供にはもちろん、コーヒーや紅茶、日本茶とも相性抜群です。

■ 職人の心を込めて、一つひとつ丁寧に
さかした製菓のもちパイは、機械に頼りきることなく、最後の仕上げまで人の手で大切に作られています。もちのやわらかさを守りつつ、パイの軽やかさを損なわないよう、温度や焼き加減に細心の注意を払いながら仕上げられるその工程には、職人の経験と勘、そして何より「おいしい笑顔を届けたい」という想いが込められています。

■ 和と洋をつなぐ新しいお菓子文化
もちパイは、単なるお菓子ではなく、「和」と「洋」をつなぐ架け橋でもあります。和菓子に親しんできた世代には新しい発見を、洋菓子に親しんできた世代にはどこか懐かしい味わいを届けてくれる。そんな不思議な魅力を秘めています。
特別な日のお茶会や、お世話になった方への贈答品、大切な人へのプレゼント。どんなシーンでも、もちパイはきっと話題を呼び、心温まる時間を演出してくれるでしょう。
さかした製菓の「もちパイ」。それは、ひと口で広がるサクサクともちもちのハーモニー。世代を超えて愛される、新しい定番菓子です。あなたもぜひ、その豊かな味わいを体験してみてください。